ママチャリタイヤ交換

今乗っている自転車は購入して6年ほどのママチャリ。後輪のタイヤが磨り減り、ツルツルの坊主を通り越してゴムの内側の繊維が露出していた。それさえも磨耗して穴があき、中のチューブが見えそうという状態でとうとうパンクした。というか、これでよく今までパンクしなかったもんだ。使ってなかった古い自転車を廃棄にして、まだ使用できるタイヤを移植してくることにする。

パンク修理ならチューブをずるずる引き出すだけでいいのだけど、タイヤの交換の場合は車輪を取り外さなくてはいけない。そんなことになると、ママチャリはチェーンがカバーされている上に、自分のは変速付なので面倒だ。そして、一番面倒なのは取り付ける時。後輪の車軸にはスタンド、荷台、フェンダー、変速機、チェーンのアジャスターが共締めしてある。これらをいくつも押さえつけながら穴に合わせて固定する。もう2本、手が欲しい。キーッとなって投げつけたくなる衝動を押さえて、なんとかレンチで締める。

自転車屋で修理してもらうと、約4,000円かかるところ。節約になった。しかし、割に合う節約だったのだろうか。腰の負担になるし、手が油だらけになって爪の間が真っ黒。洗っても完璧には落ちない。工具・部品に当たって手や指のあちこちが痛い。職業で毎日こんなことしてる人は手がゴツくなる訳だ。