らっぱ王子

ルーを風呂に入れた。嬉しそうに湯船を歩きまわる。最初は抱きかかえて一緒に浸かっていたのだけど、もうそろそろいいかと抱きかかえたまま湯船から出ようとしたら嫌がるので、試しに手を離してみたのだ。すっかり水に慣れている様子で、まったく怖がらない。

しかし、猫の毛はびしょぬれになると、いつまでも水を含んでいてなかなか乾かない。いくら湯が好きでも風呂から上がったあとのケアが大変だ。ドライヤーを怖がらないのはいいのだけど、長時間拘束されるのを嫌がるので、完全に毛が乾くまで乾かしてやるのは難しい。

仕方ないので、少々しっとりしてる程度で開放してやる。でもやっぱり寒いようで、すり寄ってきて懐にもぐりこんでくる。こちらも胸元がしっとりしてしまうのだけど、かわいいからいいか。