ベルギー王室御用達

ゴディバの由来 (Godiva)

11世紀のイギリス、コベントリーに住む人々は領主レオフリック伯爵の課す重税に、たいへん苦しんでいました。それを見かねた領主の妻、レディ・ゴディバが税を軽くするよう夫に嘆願すると、伯爵は「おまえが一糸もまとわない姿で町中を廻ることができたなら願いを叶えよう」と答えました。 美しく慎み深いレディ・ゴディバはたいへん悩みましたが、とうとう聖霊降臨祭の次の金曜日に、白馬に乗って町を廻ったのです。人々はレディ・ゴディバの強い自己犠牲の精神にうたれ、その日は窓をかたく閉ざして彼女の行為に応えました。 レディ・ゴディバの優しい心、そして自己犠牲の精神をたたえ、社名にゴディバの名をいただきました。

チョコレートで有名なゴディバにそんな由来があったなんて知らなかった。Godivaで画像検索すると、チョコレートよりも裸で馬に乗る美女といったものばかりリストされますよ!

そして、この話には後日談があるとか。その時に一人だけ除き見をしたものがいたのだけど、それがトムという少年。「ピーピングトム」の発祥なんですって。トムは天罰が下って失明したとか、兵士に目を射抜かれたとか諸説あるのですが、どちらにしてもよくない末路をたどったようです。