価格は2,190万円、究極の公道仕様車 ホンダ「RC213V-S」発売!― MotoGP 参戦マシンに必要最小限の変更 (えん乗り)
ホンダは、2013年・2014年のロードレース世界選手権 MotoGP クラスで2連覇を達成したワークスマシン「RC213V」の基本メカニズムを踏襲し、究極の公道仕様車として開発した「RC213V-S」の商談受付を7月13日から開始する。
価格は2,190万円か、まぁ、レーサーじゃなぁ… えっ、公道仕様なのか!そういやよく見るとバックミラーやナンバープレートの台が付いてるな。
「RC213V-S」は、MotoGPマシンである「RC213V」から、以下が変更・追加されているらしい。
◆メンテナンス性からの変更項目
・メンテナンスを考え、ニュウマチックバルブは、カムギアトレインを踏襲しながらも、コイルスプリング式に変更した
・シームレストランスミッションをコンベンショナル方式に変更した
◆公道走行のための追加項目
・ヘッドライト
・テールランプ
・ライセンスランプ
・前・後ウインカーランプ
・左・右バックミラー
・スピードメーター
・触媒付きマフラー
・ライセンスプレートホルダー
・ホーン
・セルスターター
・サイドスタンド など
・Honda スマート・キー
◆公道走行のための変更項目
・ハンドル切れ角:15度 → 26度
・タイヤ:ブリヂストン社製 RS10
・フロントブレーキディスク:ユタカ技研社製(ステンレス材)
・ブレーキパッド:ブレンボ社製
そして、「RC213V-S」はクローズドコース走行が前提の「スポーツキット」が準備されている。その内容が以下。
◆スポーツキット内容
・ECU
・フロントラムダクト
・エキゾーストマフラー
・AIジョイントカバーセット
・スパークプラグ
・ロードセル式クイックシフター
・逆チェンジシフトドラム
・データロガーセット
・リアリンクコネクティングロッド
・フロントブレーキパッド
・フロントブレーキレバーリモコン
・サーモスタット
・スプロケットセット
・CFRP製クラッチガード
・フロントカウルアンダーカバー
・フロントウィンカー穴埋めプラグ
・シートバックラバー
・ロアカウルドレーンキャップ
・配線キット
・前後メンテナンススタンド
・インドア車両カバー
なかなか胸熱な内容だな。ちなみにカラーは↑の「トリコロール」か「未塗装CFRP仕様 (カーボン)」が選べるようです。うん、未塗装かっこよさげ。
――なお、「RC213V-S」の点検整備は高度なメンテナンス技術が必要となるため、専用工具を備えた指定の販売店においてのみの対応となる。また「RC213V」同様、アルマイトなどの防錆処理を施していないフレームボディを採用しているため、車両の保管は管理された屋内が前提となる。
…そりゃそうよね。保管場所もメンテもそれなりのところが求められるよな。
参照
RC213V-S (HONDA)
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