飲料の自動販売機に向けられる目線

自販機の一等地は「左上」? 人の視線を追いかけたら“常識”が覆った (Business Media 誠)

土肥: その常識は、誰も疑わなかった?

正本: 疑うどころか、何も考えずに信じていました。その証拠に、弊社では主力商品の缶コーヒーはずーっと自販機の「左上」に置いていました。でもアイトラッキングで分析したところ「左下」ということが分かった。

土肥: 「なんや、みんな『左上』見てないやん」といった感じ?

正本: です、です。分析結果を受け、2013年の春に、缶コーヒーを「左下」に置くようにしました。その結果、売り上げが数十%アップしたんですよ。

飲料の自動販売機はパッと見た目で購入が決められる。他メーカーの自動販売機も並ぶなかで選んでもらえるよう、目立たせる工夫も凝らされているとか。おもしろい。