大型店舗の天井のガラスの仕切り

ショッピングセンターとかスーパーとかの大型店舗の天井を見ると、よくこんなガラスが設置されている。前から何のためにあるのかな、と思っていた。空調の関係だろうかなんて。「ガラス 大型店舗」とかのキーワードで調べてみても、引っ掛からない。

そこで、FaceBookで質問してみたら回答があった!火災時に煙の進行を遅らせるためにある仕切りだとか。その線で調べてみたら、ガラス防煙壁というらしい。

火災時のけむりを防ぐ防煙壁とガラス (日本板硝子)

デパートやスーパーマーケットなどの天井から幅約50cm程のガラスの壁が垂れ下がっているのを見たことはありますか?
火事が発生すると、けむりは横に毎秒0.5~1mの速さで広がり、上には毎秒3~5m、人が駆け足するほどのスピードで昇っていきます。高温のけむりは浮力が大きいため、横に広がるよりも早く急激に天井まで達し徐々に下降します。

そこで高温にも耐え不燃材料(ガラス)で作られた防煙壁は、けむりを横方向へ拡散させません。 天井にたまったけむりは、天井に設置された排煙口からダクトを通りファンによって自動的に外に送り出されたり、窓から自然に外へ逃がします。

長年の疑問が晴れてすっきり。