スカイ・クロラを見に行ってきた。森博嗣+押井守というマニアックな路線だけにぜんぜん客がいないんじゃないかと思ってたのだけど、席の2/3くらいは埋まってましたよ。
原作のイメージを損なうことなく、森博嗣カラーにうまく押井守カラーが乗っかってるんじゃないだろうか。今回、押井守監督としては一般層を意識して制作したらしい。まぁ、以前よりはそうかもしれないけどもやはり、一般ウケは難しそう。
戦闘機の活躍シーンはすごい。かっこいい。いや、それ以上に、なんだか怖かった。プロペラ機の音って、ジェット機の音より現実味があるというか、変に臨場感があるというか。急降下したときの唸りや、上空から響く爆撃機の飛ぶ音なんか、寒気がする。大戦中の空襲の記憶がDNAに刻み込まれてるんだろうか。
試写会などの前評判で声優について悪評が多かったけど、べつに悪くなかった。函南は雰囲気出ていたし、土岐野なんかうまくて俳優だとかわかんなかった。水素さんは途中気になったけども…かわいそうなんかじゃない!
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