ローカル・CD-ROM上のファイルでActiveXがブロックされるのを解除

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WindowsXP SP2ではセキュリティレベルが強化され、ActiveXが許可なしには実行されなくなった。IEの上の方に下記のメッセージが表示され、クリックして動作を選択する必要がある。

セキュリティ保護のため、コンピュータにアクセスできるアクティブ コンテンツは表示されないよう、Internet Explorer で制限されています。オプションを表示するには、ここをクリックしてください。

最近のウィルス事情では仕方のない措置だとは思うのだけど、これがローカルにあるHTMLやCD-ROMのHTMLを表示した時にも出るのがやっかいだ。Webサイトページの作成時にローカルでチェックしたいときや、Webブラウザのスタートページをローカルに置いたHTMLにしていたりすると、JavaScriptを実行時にブロックされていちいち許可をするのが面倒なことになってしまう。また、アプリケーションソフトのインストーラにはActiveXを利用したものがあって、インストールの際に途方もない数の許可を出し続けなくてはいけなくなるので辛いことに…。

Web上のHTMLなら「信頼済みサイト」に登録してサイト別に可否を登録しておけたりするのだけど、これがローカル上のものだと「信頼済みサイト」に登録できない。“許可”の嵐をどうやって回避したらいいものか困っていたところ、解除の方法があった。

  1. Internet Explorerを起動し、[ツール]メニュー → [インターネット オプション] を選択する。

  2. [詳細設定]タブ の [セキュリティ]項目 から以下にチェックを入れる。

    □ マイコンピュータでの、ＣＤ のアクティブ コンテンツの実行を許可する
    □ マイコンピュータのファイルでのアクティブ コンテンツの実行を許可する

  3. [OK]を押し、[インターネット オプション]ダイアログ を閉じる。

以上の設定でローカルファイルについていちいち許可を出さずに済むようになりました。しかし、ウィルス感染への危険性は高まっているので、注意が必要。通常は元に戻しておいた方がいいかもしれませんね。

参考
セキュリティ保護の為、アクティブコンテンツは表示されない..とは (インストラクターのネタ帳)
ローカル ディスクや CD-ROM に保存した HTML ファイルが Windows XP SP2 で期待通りに動作しない (Microsoft)

　

　

　

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