人間工学に基づいた新サイズのノートを発売 (コクヨ)
コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社;大阪市/社長;森川卓也)は、人間工学に基づいて考案した、これまでにない新サイズのノートを10月3日から発売します。
──「SlimB5」サイズの縦幅は、実用ノートとして日本国内で最も親しまれている「セミB5」サイズと同じ252㎜、横幅は人間の有効視野、注視安定視野、及び、日本人の平均的な手のひらのサイズに配慮した146mmです。
縦長というよりは、横短ノートか。大抵の人は、ノートを取ると下のサンプルのように右端を余らせているそうです。そこで、有効範囲を限定した無駄の無いコンパクトなノートの提案という訳ですね。
(今までのサイズでのノートの取り方サンプル)
まぁ、たしかに余ってるんだけど、この余白が大事なんじゃないかなぁ。余白はペンを持つ手の置き場所にもなってるし、ここに注釈を加えることができる。結局は文字を小さく書いて右に余白を作ったり、下のほうを余らせちゃいそう。コピーをとる時にも無駄な余白ができちゃいますしね。
しかし、そんなことはコクヨも十分承知の上なんでしょう。あえてサイズを変えてみるという試みはおもしろいし、商品として出してしまうところもすごい。今まで無かったノートの書き方や、ある用途には最適だとか、新しい発見があるかもしれません。ひとつ、冗談で試してみてもいいかも。
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