嫁さんの持ってた少女漫画のハチミツとクローバーを読んでいる。美術大学を舞台にした片思いラブストーリーが楽しくてせつない。美男とかわいらしい女の子ばかりでいかにも少女漫画といった風の登場人物揃いなのだけど、絵柄は女性の好みのツボをはずすことなく、男性にも拒絶感なく受け入れられるもののように感じる。
美術を扱う漫画は美術作品を描写するのに作家の画力が求められる。しかし、恋愛や人間関係を主体とするなら、その画力の高さが嫌味になりかねない。その点、著者の羽海野チカさんは、美術作品とキャラクターの絵柄を違和感なく併用しているように思う。たぶん、かなりの画力を持っているからこそできる芸当なんじゃないだろうか。
読んでると、楽しい大学生活がうらやましい。嫁さんは4巻までしか持ってなくて、続きが気になる。7巻まで出てるみたいなので、買ってみようと思ってます。
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