らっぱ王子

ローレライを見に行って来ました。邦画としてはめずらしく好セールスだったようですね。こないだの自主映画祭で興行の切実な話を聞いたこともあって、日本映画界を応援してます。

潜水艦が活躍するシーンが見てて気持ちのいいものでした。CGやSFXにもう少しがんばって欲しい部分もありますけど、秘密新兵器である特別感とか、尋常でない動きとかの部分の見せ所としてはかっこいいと思いましたよ。難しくなりがちな軍事的な専門用語や戦争反対の主張も適度で、お話として楽しめるよう、うまく抑えていると思います。

気になった点として、その程度の関わりならストーリー上いらないような登場人物が目につきました。しかし、自分は原作を知らないので、原作物としてははずせない人物だったのかもしれないですね。あと、役者が有名揃いすぎるようで、役でなく役者本人としか見れなかったりもしましたが、それぞれいい味出してます。パウラ役の香椎由宇さんが、本当にクォーターかと思う容貌で綺麗でしたよ。

意外にも泣ける映画だったようで、観客席のあちこちから鼻をすする音が聞こえてきました。DVD買って、また見よう。

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