教授脳

またあのゲーム脳教授がなんか言っとるみたいですね。今度は長崎の小6加害女児を引き合いに出して、チャット、携帯メールでは頭を使わず、脳の前頭前野の機能が低下してゲーム脳状態ですってよ。

「チャットや携帯メールは文章を練らず、惰性でやっている」そう?携帯のメールは文字数が限られるし入力インターフェイスが悪いから、あまり入力せず短い文章でどれだけ伝えられるか、よくやってる人ほど頭使ってると思うのだけど。だいたい、会話に近いチャットや携帯メールにおいて、文章を練らなきゃ頭を使ってないという定義が的外れな決め付け。定義の時点で的外れなことにいくら科学的データを付加しても間違い。

他にも突っ込み所いっぱいだがこのへんにして、そろそろこの教授のこの発言は終わりにさせるべきでは。ゲームやパソコンを長時間続けることによる悪影響というのは必ずあるはずで、的外れなこと言われてると本当の改善・解決が遠のくのではないか。

情報にあまり接していない人や素直な子供など、そのまま信じている人も多いみたい。無責任にとりあげてるマスコミもどうなのか。いい加減な考証に「ゲーム」脳だなんて名称つけて使い続けられるなんて、ゲーム業界に従事する者としても許せん。