楽の功罪

データのファイル名の統一が徹底していなかった。楽にコンバート、データ受け渡しができるようバッチで自動化し、ミスを防ぐため規則に合わないものはエラーを出して受け付けないようにしているのだけど、そこで大量のエラーにひっかかった奴が。

「ファイル名がフォーマットにのっとってないよ。」って言ったら、「そんなの早く言ってほしかったですよ。ファイル名の付け直しで二度手間じゃないですか。」って、言われた。決めたこと以外のことする前に言ってほしかったのはこっちですよ。ファイル名のミスチェックを入れたのは、特に君があまりにもミスが多いからなのよ。

作業の簡略化とミスを防ぐための自動化だけど、簡単なだけに詳細を忘れてしまう。さらに、ブラックボックス化して担当者が細部まで把握できない状況も作り出している。しかし、いまさら自動化をやめるなんて無理。楽な分、注意する部分はより注意しなきゃ。

よくミスするそいつは、典型的な右脳型なんだろう。色使いなんか感覚的なことにはいいものを発揮するのだけど、データの整理や決まりごとには弱い。人間、得手不得手があることであるなぁ。ままならんのう。