ポゥーッ!

マイケル・ジャクソンの特番、途中まで見てたけど胸糞悪くてチャンネル替えた。マイケルを小ばかにする口調が許せなかった。これは日本語への訳し方が悪いのか、元からそうなのか。

マ:「ぼくはよく、木の上に登って考え事をするんだ。ほら、あの木だよ。」

質:「へー、登って見せてくれないかい?」

マ:「いいよ!かんたんなことさ!」

--マイケルは突然木に登りだした!

マ:「君もおいでよ!登らないのかい?」

質:「いや、ぼくはいいよ、かってにどうぞ!

インタビュアーが見せてくれと言ったから登って見せたのに、これがいい大人のすることだろうかというようなナレーションが入る。番組は終始悪意に満ちたフィルタを通してマイケルを追い、不気味な人に描く。たしかにマイケルは奇人ではあるだろうし、整形を重ねたであろう外見も年齢とともに異質となっている。けど、それを拡大解釈、ねじまげていると思う。

番組がこういうスタンスをとっているのは、この方がみな面白がって見るからだろう。実際すごい視聴率をとっているし、自分もその視聴者の内の一人だ。けど、やっぱりムカつく。

アメリカ人って、大人はこうでなくてはならないという脅迫概念に近い思想があるんですかね。