視覚

時々、駆け込み乗車をしてしまう。駅の階段を上がって、改札を通って、階段を下りて、列車のドアへと全速力。大体、距離200mに、階段3階分相当の上り下りをプラスくらい。その程度なのに、電車に乗り込んで数秒すると汗が滝のような冷や汗に変わり、めまい・耳鳴り・吐き気におそわれる。

これが、冗談でなく死を意識するほどひどい状態。いつも走って後悔するのだけど、つい、またやっちゃう。そして、今日もまたやったのだけど・・・ しばらく目を閉じて、ハァハァと呼吸を整える。少し楽になってきたので目を開けると、うわ!視覚がおかしな状態に!

物が真っ白になっていて、輪郭に黒い縁取り線が。Photoshopで [フィルタ] → [表現手法] → [エッジの光彩...] の後、諧調の反転を行ったみたい。ところどころ、色がもれるように白色に食い込んでいて、少しづつその面積が広がって真っ白を侵食していき、時間をかけて通常の色彩に戻っていった。時間にして約2~3分は続いていたから、気のせいじゃないってば。こんなこと必死に説明してるとアブナイですか?

一時期、小学生の間で流行った「気絶遊び」で見られるものと同様な感じなのかなぁ。あまりにも怖ろしかったので、もう必死に走るのは止める。肝に銘じる。ほんと、もう少し早く家を出よう。大人なんだから。