点滅

街にクリスマスツリーを見かける季節になりましたね。クリスマスツリーを見てると、電球の点滅にいろいろタイプがあるのですが、ご存知でした?

ツリー全体の電球が同期して点滅しているタイプは、電球を配した線の根っこに点滅の回路を持っています。大きめのツリーで、一見バラバラに点滅しているように見えるのがありますが、よく見ると同期している電球が連なっているのが何筋か確認できます。このタイプは、同期タイプの線を複数使っているタイプですね。

一方、電球一つ一つが規則性がなくバラバラに点滅しているタイプもあります。これはバイメタル電球を使ったタイプです。電球自体が点滅する回路で、電球の個体差によって点滅がバラバラになります。

子供の頃見たツリーはバラバラタイプばかりだったのですが、最近のは同期タイプの方が多いようです。バラバラタイプは数が多いと点滅が忙しないので、点滅に落ち着きのある同期タイプが好まれるのかもしれません。あと、コストの問題もあるのでしょうね。バイメタル電球のほうが高くて電球の寿命も短そうだし。

でも、ぼくはバラバラタイプの方も結構好きなのですよ。ランダムな点滅を見てると頭がぼーっとしてきて心地いいんです。炎を見ている時のように、催眠術にかかったようなリラックスした状態になってるんですかね。