昨日の雑記を読むと、ぼくはCGにばっかり目が行っている印象を受けるかもしれませんね。でも、CGに限らず、手書きで苦労して作られたものもすごいと感じるんですよ。
今まで印象に残っているアニメ制作の苦労系感動シーンは、映画「クラッシャージョウ」の多砲塔の宇宙重巡洋戦艦が90度回頭するシーンと、「オネアミスの翼」のロケットの燃料タンクの氷結が飛散するシーンとかかなぁ。他にもいろいろあるけど、ぱっと浮かんだのは以上の二つ。
地味だけど、こまやかな描写がされているものもいいですね。「天使のたまご」で、レリーフを手がなぞっていくシーンとか、「MEMORIES」の「彼女の思い出」で、暗い階段の途中にある鏡の前を通るシーンとか。
アニメがお話しを見せるというのが主体なのであれば、手書きとかCGとか、そういうことはどちらでもかまわないのでしょうけどね。でも、アニメは絵を動かして見せるという手法をとっているのだから、その絵の表現手法に感動したり、作成経緯に思いをめぐらす楽しみも持ちたいな。
どっちにしても、ぼくは手が込んでいるものに感動するタチのようです。
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