らっぱ王子

今日は雨が降ってるのでどうしようかと思ってるけど、いつもは健康のために運動するべく、お昼ご飯を食べたら外にお出かけしているよ。自転車でお買い物に行ったり、プールに行ったり。すがすがしいなぁ。

ある日のお昼、プールに行こうとドアを出て鍵を閉めてると、下のロビーから話し声が。うちの下の部屋のヤンママ若奥様が、マンションの管理人を捕まえて世間話をしてるみたい。「収集日を守らずにゴミを出す人がいるので、ゴミ捨て場にガラスや針金などの不燃ゴミが回収されずに残されてしまっていて、うちの小さい子がゴミ捨て場に入って遊ぶので危ない・・・」なんて聞こえてくる。

「うんうん、たしかにうちのマンションはマナーの悪い人が多いなぁ。ゴミの捨て方もなってないし、自転車の置き方も適当で邪魔になってるのが多い。ポストのチラシ捨てのゴミ箱もあふれてロビーにピンクチラシが舞っているし、僕も常々不快に思っていた一人なんですよ、奥さん、管理人さん！」って言いたげな好青年な表情を満面にたたえて、階段を下りながら「こんにちは」とご挨拶を。

若奥様・管理人：　「　・・・こんにちは」

・・・んん？なに？その、挨拶の前の一瞬の間は。自転車に乗って立ち去る自分の後ろから冷たい視線を感じる・・・ヒソヒソと何か話してる・・・
そうかぁ、やっぱ世間から見ると、昼間っからブラブラしてる怪しい住人なのですね、自分って。
たしかに、帽子かぶって半ズボンにサンダル履きという、自由人ないでたちだったけど。その様子は、自分を収集日を守らない非常識住人サイドの人間に含めているってことなのですね？疎外感をありありと感じてしまったのですよ！

うう、ひどいやひどいや！うちはビンも缶もちゃんと分別してるし、牛乳パックもペットボトルもスーパーの回収ボックスに持っていくくらい、リサイクルに熱心な家庭なんだ！いつも不燃ゴミの収集日を忘れるから、捨てられずにたまっていて困ってるくらいなんだゾ！