PIXARの新作映画、カーズの試写会に行ってきました。予告編を見た時にさほど魅力を感じず期待していなかったのだけど、これが意外にも楽しかった!
PIXARの作品に共通するのは、どこかに「悲しさ」という要素が入っている所ですかね。今回は、高速道路の開通によりさびれてしまった古い町が舞台。かつて栄えた町に暮らす車たちには哀愁が漂っています。そこへ迷い込んだイヤミな天才レーサー、マックイーン。壊してしまった道路の補修を命じられ、嫌々ながらも町で過ごすことになった彼は、町の車と触れ合ううちに...
ウインドウが目なんて古典的な車の擬人化に引き気味だったのですが、生き生きと走り回る姿にそんなもの一瞬で吹き飛びました。映像はテカテカに映りこむカラフルな車たちが綺麗。荒野の埃っぽい空気感に色彩が映えます。無機質な素材であるはずの車が感情にあわせて曲がり・膨らみ、魅力的な動きになっています。
もちろん車について知識がなくても楽しめますが、少し知識があると思わずニヤリとしちゃうようなネタが満載です。とびちるタイヤくず、トラクターがひっくり返った時の音、州知事の車種... いろいろ探してみてください。
ちょっと作ってみた。
◆カーズ (amazon)
cozy
目と口だけしかないけど、うまく感情を表現してたよね。楽しい映画でしたね。
わたしはサリーの排気音がちゃんと水平対向のそれになってたのに感心しました(笑)。今回は吹き替え版でしたが、字幕版では劇中で出てくるフェラーリはシューマッハが声優をやってるんだって。
あと、こんなのも見つけました。笑えます。
http://www.runat.co.jp/runatown/ichi/index22.htm
さじ
いや、誘っていただいて感謝です。意外な収穫でした。
吹き替え版でも「シューマッハ・フェラーリ!」って言ってましたね。
てっきりそういうモデルがあるのかと思っちゃってたよ。
リンク先の、やけに凝った作りで笑えますな。