映画祭

先月の27日、自主映画の祭典、「プラネット映画祭」を見に行ってきた。知り合いの作品が上映されるからという、自主性の無い動機…だけど、自分は趣味と言えるほどには映画を見ない人なので、こっち方面にアンテナを広げるのもいい機会かと出不精の重い腰を上げる。

交通を調べてみたら、家のお墓のあるお寺から歩いてすぐだったので、ついでに墓参りしてから行くことにしよう。昼食も済ませておくか。知り合いの作品が上映される時間に間に合えばいいやと、のんびり進行で計画。

お昼は谷町空堀商店街、神戸牛のお店「Mon-ami(もなみ)」でいただく。ちょくちょくテレビ番組でも紹介され、ランチは行列ができるほどの人気店。以前、おばあちゃんの葬式の時にたまたま入ったのだけど、おいしかったので機会があったらまた来ようと思っていたのだ。正直、こっちをメインにお出かけした。

これがランチのハンバーグ。柔らかいのだけどポロッとした感触があって、つなぎでごまかしていない感じでしょうか。ソースは醤油ベースで濃すぎず、お肉の素材の良さを味わうことができ、大きいのに不思議とペロッと食べられる。オススメです。

さて、墓参りも済ませ、本来の目的なはずの映画祭へ。思ったより段取り良く事が進み、知り合いの作品上映よりかなり前に到着した。いくつも作品を見ることができたのだけど、こりゃレベルが高くて面白いぞ。技術的なことだけなく、ストーリーや役者もいい感じ。今はこんなにすごくなってるのか?いや、今の自主映画がすべて良いのじゃなく、それなりの規模の上映会に選ばれた、レベルの高い作品が集まっていたのかもしれない。この映画祭の一部の作品だけを見てすべてを知ったような気になってはいけないな。

そして、上映の合間に特別企画されたトークセッションで、映画を作る上での経営販売方面をテーマにした話がなかなか興味深い内容だった。思わぬ収穫。来年も行ってみようかな。