らっぱ王子

休日にCD-Rを買った。
しばらく前にケーブルテレビのプロバイダで接続するようになったので、
時間を気にせずネットをするようになり、その分ダウンしてくる量が増えた。
MOのバックアップだけではメディア代がかさばってきたので、
以前から考えてはいても二の足を踏んでいたのだが、とうとう購入してしまった。
書き込み用のCDはセットになっている量で値段が変わってくるが、だいたい一枚200円以下。
MOと違って書き換えはできないけど、同容量で価格は約1/6ほど。
データの永久性はMOよりあるし、CDだと互換性も高い。薄くてかさばらないし。

ただ、CDに記録するまでの扱いは面倒。
まず、CDに丸々いっぱいいっぱい容量を記録するには、
一度にCDの容量の限界までデータを用意した方がいい。
後から未記録部分にデータを追加していくことはできるのだが、
ファイルの管理領域を書き換えができず新に確保するから、その分ロスがある。
また、データ書き込み時の転送ミスを無くすために
データをHDから直接読み込むのではなく、仮想ディスクを作成してそこから転送する。
電気的な記憶装置であるメモリを利用してマウントされる仮想ディスクは
物理的に回転するディスクからデータを読みとるHDより転送が速いので、
CDへの書き込み時にデータの読み込みが間に合わないという状態にならないからだ。
データを一度に約640MB分用意し、それを仮想ディスクに準備すると、
併せて1.2GBほどHDに余裕を持たせて空けておかなくてはいけない。
そうなると、今の4GBのHDではあまり余裕がない。
今度はHD増設か？今では9GBのものが約3万円ほどで購入できる・・・
だが、しかし・・・

今、自分の持っているパソコンはMacとWinの２台。どちらも横置きに重ねて置いている。
そこにMOドライブ、ケーブルモデム、CD-Rドライブ、その上に
２台のパソコンをLANで繋ぐ小さなHUBが乗っている。
このHUBを置くと、高さは隣に並ぶ17インチモニタの高さを超えてしまった。
このパソコン・周辺機器の緑やオレンジのダイオードがいくつも、
薄暗い暗い部屋にチカチカと点滅している。
冷却用のファンやHDの回転音が、静かだとはとても言えない音を立て作動している。
部屋の中心となる位置にこの大層な機械が占めている状況は
ふと離れた視線で見ると、なんだか空恐ろしい。

と言いつつ今やもう、自分にとってパソコンの無い生活は大変辛い。
はっきり言ってパソコン依存症の域だ。
でも、パソコンも面白いんだけど、もっと他のこともしなきゃなぁ・・・

他のこととは？
それは恋愛！
結局それかい。